ウマ娘シリーズは、感動的なストーリーと実在の競走馬をモデルにした個性豊かなキャラクターで大人気のアニメ作品です。
2025年には話題の『ウマ娘 シンデレラグレイ』のアニメ化も始まり、「どの順番で観れば一番楽しめるの?」という疑問を持つ方も増えています。
この記事では、シリーズ全体の正しい視聴順や時系列、シンデレラグレイの位置づけまで、分かりやすく解説していきます。
この記事を読むとわかること
- ウマ娘アニメシリーズの正しい視聴順
- 『シンデレラグレイ』がシリーズ全体の中でどこに位置するか
- 初心者でも『シンデレラグレイ』から楽しめる理由
ウマ娘アニメはこの順番で観るのが正解!
ウマ娘シリーズはそれぞれが独立したストーリーを持ちながら、時代やキャラクターの重なりがあるため、視聴順を意識するとより深く楽しむことができます。
ここでは公式な放送順と物語の流れをもとに、各シーズンの見どころと共におすすめの視聴順をご紹介します。
初めて観る方にも、すでにファンの方にも役立つ構成になっていますので、ぜひ参考にしてください。
第1期『ウマ娘 プリティーダービー』(2018年)
ウマ娘アニメの出発点となる第1期は、スペシャルウィークを主人公とした青春と成長の物語です。
実在の競走馬をモデルにした個性豊かなキャラクターたちが、トゥインクル・シリーズというレースに挑みながら絆を深めていきます。
作品全体の世界観や設定を理解する上でも、最初に視聴することをおすすめします。
OVA『BNWの誓い』で第1期を補完
第1期の後日譚として制作されたこのOVAでは、ビワハヤヒデ・ナリタブライアン・ウイニングチケットを中心とした新たな視点が描かれます。
短編ながらも感情のこもったドラマが展開され、第1期で描かれなかったキャラクターの魅力に触れることができます。
全3話で構成されており、手軽に視聴可能です。
第2期:トウカイテイオーとメジロマックイーンの物語(2021年)
感動の名作との声も高い第2期では、トウカイテイオーの挫折と復活が主軸となります。
メジロマックイーンとの友情やライバル関係を通して、「諦めないことの大切さ」が描かれ、多くの視聴者の心を打ちました。
第1期の後に観ることで、キャラクターの成長と時間の流れを感じられます。
第3期:キタサンブラックとサトノダイヤモンド編(2023年)
シリーズ第3期では、キタサンブラックを中心に、サトノダイヤモンドら新世代のウマ娘たちが描かれます。
彼女たちの未来への挑戦やチームの成長がテーマとなっており、エンタメ性とドラマ性のバランスが好評でした。
映像クオリティも向上しており、視聴体験として非常に満足度の高いシーズンです。
OVA『Road to the Top』でナリタトップロードの成長を描く(2023年)
配信限定のOVA作品として話題を集めたこの作品では、ナリタトップロードを中心とした1999年クラシック世代が描かれます。
特に競走馬ファンから高評価を得たストーリー構成で、シリーズの新たな側面を見せてくれました。
アニメ本編とはやや異なる構成ですが、補完作品としての価値は高いです。
第4期『シンデレラグレイ』:オグリキャップの伝説(2025年〜)
2025年4月6日よりTBS系全国28局ネットで放送が開始された『ウマ娘 シンデレラグレイ』は、オグリキャップを主人公にしたスピンオフ作品です。
地方競馬から中央へと這い上がる彼女の姿が描かれ、シリーズ内でも特に熱いストーリー展開となっています。
シリアスなトーンとドラマチックな展開が魅力で、既存シリーズのファンにも新規視聴者にもおすすめの内容です。
『シンデレラグレイ』はどこに位置する?
『ウマ娘 シンデレラグレイ』は、これまでのTVシリーズとは異なるアプローチで描かれるスピンオフ作品です。
しかし完全に独立した物語ではなく、世界観を共有しており、他の作品を補完する位置づけとしても機能します。
では、この作品がシリーズ全体の中でどの時代・どの位置にあるのかを解説していきましょう。
時系列は第1期よりも前?地方競馬から中央競馬への物語
『シンデレラグレイ』の時代設定は1980年代後半であり、これは第1期のスペシャルウィーク世代よりも前の時代に該当します。
主人公・オグリキャップは地方のレースで頭角を現し、やがて中央競馬へと進出していく物語が軸となっています。
実在の競馬史における「地方からの伝説的な出世物語」が、ウマ娘世界でも色濃く再現されています。
スピンオフだけど本編とリンクするポイント多数
本作は原作漫画をベースにしたスピンオフではあるものの、舞台は同じく「トレセン学園」で、レースシステムや施設も本編と共通です。
また、他シリーズで名前だけ登場していたキャラクターの若き日の姿や、初登場となるレジェンドウマ娘たちの活躍も描かれます。
ファンにとっては「過去の伝説を知る」ことができる貴重なエピソードとして機能しており、時系列の補完としても非常に有用です。
シンデレラグレイは単体でも楽しめる?
『ウマ娘 シンデレラグレイ』は、これまでのウマ娘シリーズとは違った視点や雰囲気で描かれるスピンオフ作品です。
「本編を観ていないけど大丈夫?」という声もありますが、本作は単体でも非常に楽しめる構成となっており、初見の方でも問題なく物語に入り込めます。
ここではその理由と、より深く楽しむためのポイントを解説します。
スピンオフとしての独立性と魅力
本作の主人公・オグリキャップは、地方から中央競馬に挑むという明快なストーリーラインを持っており、前知識がなくても物語の主旨がすぐに理解できるようになっています。
また、登場キャラクターの大半が他シリーズ未登場のウマ娘で構成されているため、キャラ関係の予備知識も不要です。
競走や勝負のシーンが中心で、シリアスな展開も多いため、単体での完成度が非常に高いと感じられます。
キャラやレースの背景を深掘りするならシリーズ視聴がおすすめ
一方で、他のシーズンを視聴していると、より深く理解できる描写や演出も多数存在します。
たとえばトレセン学園の設定や、ウマ娘たちの練習風景、レースにおけるルールや演出などは、第1期〜第3期の視聴で既に馴染みのある世界として受け入れられるため、より自然に作品世界に没入できます。
また、オグリキャップの名前は第1期以降にも登場するため、時系列上の繋がりや他キャラとの関係性を理解したい方には、前作の視聴もおすすめです。
ウマ娘 シンデレラグレイ アニメ視聴順のまとめ
ここまで紹介してきたように、ウマ娘アニメシリーズは各シーズンごとに時代背景や登場キャラクターが異なりながらも、共通の世界観で繋がっています。
視聴順を意識することで、シリーズの奥行きやドラマがより鮮明に伝わります。
特に『シンデレラグレイ』は時代設定が過去にあたるため、時系列の観点からも整理しておきましょう。
時系列順で観ることで物語への理解が深まる
ウマ娘シリーズを時系列に沿って視聴すると、世代ごとの流れや競馬史的な文脈がより明確になります。
その順番は以下の通りです:
- 『ウマ娘 シンデレラグレイ』(オグリキャップの時代)
- 『ウマ娘 プリティーダービー 第1期』(スペシャルウィーク世代)
- 『BNWの誓い』
- 『ウマ娘 プリティーダービー 第2期』(トウカイテイオー・メジロマックイーン)
- 『Road to the Top』(ナリタトップロード世代)
- 『ウマ娘 プリティーダービー 第3期』(キタサンブラック・サトノダイヤモンド)
この順で観ることで、登場人物やレースの背景に一貫性が生まれ、感動の深みも増します。
シンデレラグレイから入るのもアリ、その後に他作品で深堀りしよう
とはいえ、『シンデレラグレイ』からシリーズに入るという選択も十分におすすめできます。
作品の完成度が非常に高く、1本の物語としての完成度が際立っているため、初見の方でも問題ありません。
その後で他シリーズを視聴することで、より広い世界や他のウマ娘たちの物語を深く楽しむことができます。
自分に合ったスタイルでウマ娘の世界に触れてみてください。
この記事のまとめ
- ウマ娘シリーズは各世代の物語で構成
- シンデレラグレイは1980年代後半が舞台
- オグリキャップの伝説を描くスピンオフ
- 第1期より前の時代が描かれている
- シリーズ全体を通して観ると理解が深まる
- シンデレラグレイ単体でも高い完成度
- 視聴順は時系列でも放送順でも楽しめる
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